
公開日2026年7月16日
①取組の目的
本事業は、珠洲市において、二地域居住希望者が地域に関わり始める際の大きな課題である「住まいの確保」に着目し、空き家の活用、DIY型賃貸、地域材を活用した改修支援を組み合わせることで、二地域居住の住まいと暮らしの入口をつくることを目的とする。
珠洲市には多くの空き家が存在する一方で、建物規模が大きい、改修が必要である、残置物がある、短期・中期利用の条件が整っていないなど、二地域居住希望者がすぐに利用しにくい物件も多い。また、通常の賃貸借契約では、壁・床・棚・断熱・水回り周辺などのDIYや小規模改修の可否が曖昧であり、希望者が自分らしい暮らしを少しずつ整えていくことが難しい状況にある。さらに、所有者側においても、貸した後の管理、原状回復、近隣対応、修繕費負担、事故・火災リスク等への不安があり、空き家等の提供につながりにくい状況にある。
②取組の概要
【プロジェクト名】二地域居住のためのDIY型住まいマッチング・改修伴走モデル実証
本事業では、山節が二地域居住希望者、不動産オーナー、不動産事業者、地域住民、山・木材・暮らしの資源をつなぐ中間支援機能を担い、二地域居住希望者の住まい・暮らしのニーズ把握、DIY型賃貸に適した物件調査、所有者・不動産事業者へのヒアリング、契約条件や改修ルールの整理を行う。あわせて、「能登R不動産」等との連携により、物件の掘り起こしやマッチング可能性を検討し、地域材を活用した改修ワークショップを実証的に実施することで、単なる空き家紹介にとどまらない、住まいづくりを通じた地域参加の仕組みを構築する。