
公開日2026年2月4日
珠洲市では、二地域居住に向けた滞在拠点の整備が課題となっていました。特に、令和6年の能登半島地震等により既存のお試し居住施設や空き家が被害を受けたことを背景に、新たな滞在拠点のあり方を検討する必要が生じています。本事業では、二地域居住者と地域がつながる滞在拠点の創出を目指した取組が進められています。
珠洲市では、二地域居住を希望する人が地域に滞在し、暮らしを体験できる拠点整備が重要なテーマとなっていました。加えて、能登半島地震等により既存の滞在施設や空き家が大きな被害を受けたことで、従来の延長線上ではない新たな拠点づくりの検討が求められる状況となっています。滞在の場そのものの再構築が、二地域居住推進の前提条件として整理されています。
本事業では、自由な発想による新たな滞在拠点像を描くため、滞在拠点のデザインコンテストを実施しています。珠洲市の里山・里海、まちなかといった多様な地域特性を踏まえた拠点イメージを募ることで、二地域居住における滞在の可能性を幅広く検討しています。コンテストを通じて、地域の魅力と暮らし方を結びつける視点が共有されています。
滞在拠点の検討とあわせて、二地域居住者が地域とどのようにつながり、どのような暮らしを体験できるかも重視されています。里山や里海での体験、食体験、地域での働き方や子どもの遊び場といった要素を通じ、暮らしの質を高める視点が整理されています。単なる宿泊ではなく、地域との関係性を育む滞在のあり方が検討されています。
本事業は、石川県珠洲市を中心に、珠洲市区長会連合会、珠洲商工会議所、のと宅地建物取引業組合、一般社団法人石川県建築士会珠洲支部、NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海、NPO法人能登すずなり等が参画する体制で進められています。行政、専門団体、地域団体、NPOが連携し、滞在拠点づくりと二地域居住の受入環境整備を一体的に検討しています。
