FEATURES
地方公共団体の特徴
面積・交通・人口
岩手県は本州の北東部に位置し、東西約122キロメートル、南北約189キロメートルと南北に⾧く、北海道に次ぐ全国2位の面積を誇ります。この広い県土に人口約112万人の住民が住んでおり、人口密度の低さは全国2位です。ほどよい距離感でおおらかに暮らすことができるため、都会のような大渋滞もあまりありません。一方で横断道路の整備が進み、県都・盛岡市と沿岸の宮古市は車で1時間40分と移動時間も大幅に短縮されるなど、交通の利便性も向上しています。
自然
手つかずの自然が多く残っている岩手は、癒しの王国です。シンボルとも言える岩手山を始め、美しい稜線を見せる奥羽山脈や北上高地の山々。内陸部の平野を悠々と流れる北上川。一方、沿岸部は、切り立った海岸段丘やリアス式海岸による絶景が広がり、その沖合は世界有数の三陸漁場。山・海・川の大らかな自然に安らぎながら、豊かな恵みを受けて暮らせるのが、岩手の魅力です。
気候
県土が広い岩手は、地域によって気候が異なり、全体的に四季の移り変わりがはっきりしています。奥羽山脈の山沿いの地域は、冬の積雪量が多い豪雪地帯。内陸部は、夏と冬、昼と夜とで温度差が大きいのが特徴。沿岸部の冬は内陸部よりも暖かで積雪量もわずか、夏は「やませ(偏東風)」の影響で低温が続く時期があり、涼しく快適です。全国的に毎年夏は猛暑に悩まされますが、県庁所在地の盛岡と東京を比べても断然涼しいのは盛岡。8月の暑さをしのげば夏でも快適に過ごすことができます。
歴史
岩手県の歴史をひもとけば、そこには反骨精神にあふれ、地域を守ろうと立ち向かう人々がいました。奈良時代に朝廷の侵攻に抗ったアテルイ、平安時代に独自の黄金文化を築いた奥州藤原氏、豊臣秀吉の天下統一に立ち向かった九戸政実。時の権力者にただ従うのではなく、地域の人々の幸せを願い、理想郷を築こうとした先人たちの足跡が歴史をつくってきました。それは、平民宰相と呼ばれた原敬や政治家・医師の後藤新平、教育者・思想家の新渡戸稲造といった先人たちにも受け継がれ、近代日本の新たな扉を拓きました。こうした歴史は県内各地で大切に守り継がれ、岩手が誇る3つの世界遺産(平泉、御所野遺跡、橋野鉄鋼山)によって、その歴史的・文化的価値を世界に向けて発信し続けています。
気質
岩手県出身といえば、野球の大谷翔平選手や菊池雄星選手、ジャンプの小林陵侑選手、スノーボードの岩渕麗楽選手など、世界的なスポーツ選手が目立ちます。彼らのバックボーンには、北国の厳しい環境に育まれた岩手県人の辛抱強さ、粘り強さがあります。頑固で寡黙、生真面目なタイプが多く、地道にコツコツ努力する県民気質が、輝かしい成績となって現れているのかもしれません。その一方で創造性に富み、芸術家や作家を多く輩出しているのも特徴です。宮沢賢治や石川啄木を筆頭に、近年では芥川賞や直木賞を受賞する多くの小説家や漫画家などが活躍しています。真面目で努力家、気立ての優しい岩手県人。移住先でもあたたかく迎えてくれるはずです。